2013-11-09

あなたの広告に凄まじいパワーを与えるこの手法

一瞬でお客様が・・・

こんにちは。
今日は日曜日 Sunday Book Review

このところ妻は「おめかし」に余念がない。

服を新調したり、エステに通ったり、美容室へ行ったり・・

Why?

妻に尋ねてみると、

「20年ぶりの同窓会なの。初恋の人もでるのよ。
 疲れたオバサンに見られたくないじゃない!」

なるほど。無駄な努力だとは思うけど・・・

そして後日談

20年ぶりの同窓会から帰宅した妻の第一声。

「超がっかり!初恋の人、ただの元気の無いおじさんたった」

まあ、相手も「誰?このおばさん」と思ったと思うけど・・

この話の中には、あなたの広告に
凄まじいパワーを与えるヒントが隠されている。

あんたは分かるだろうか?

それは・・・・・

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『ロング・グッドバイ/レイモンド・チャンドラー』
 日本語訳 村上春樹
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動画をご覧下さい。

僕は妻を見ていて、美容室さん向けの、
こんなキャッチコピーを思いつきました。

「20年ぶりの同窓会
 初恋のあの人はあなたの髪をどう思うでしょうか?」

「ストーリー」を使ったキャッチコピーです。

「ストーリー」は
あなたの広告に強烈なパワーを与えてくれます。

その理由

1 お客様と共有できるシーンを描くことで
  一瞬で「共感」を得ることができる。

2 「ストーリー」は売り込み臭がしない。
  スムーズに広告の内容に誘導できる。

3 広告を興味深い、面白いものにしてくれる。

お客様と「共感」できるシーンを描写する。
「ストーリー」は強力な武器になるのです。

ポイントは、

「シーンをできるだけ活き活きと描写する」

「活き活き」とした描写、この本から学んでください。

著者のレイモンド・チャンドラーは
ハードボイルド小説の巨人として知られています。

「感触」を伝える描写の上手さて定評のある作家です。

読んでいただくとわかりますが、
広告文章の宝の山、パクリどころ満載です。

「ストーリー」は広告のどのパーツにも使えます。

キャッチコピー・オープニング・本文などなど。
特に自己プロフィールに使うと効果的。

「父親に連れて行かれた初めてのスキー。
 初めて転ばずに滑れた時の感動。
 この感動をあなたにも伝えたくて
 この店をオープンしたのです!」

みたいな。

いかがですか?

凄まじいパワーを与えてくれる「ストリー」
シーンの描き方、この本から学んでくださいね。

ビジネス書ばかり読んでいると馬鹿になります。
タモには、ゆっくり小説でも読んでくださいね。

それではまた!

PS

「ロング・グッドバイ」は
描写の素晴らしさだけでなく物語も秀逸です。

切なく哀しい男の友情の話。

僕は高校時代から100回は繰り返し読んでいます。
村上春樹ファンもぜひ!
 

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