広告の本といえばコレ!「ある広告人の告白」
赤ペンだらけ、付箋だらけ。
一体、何回読んだことだろう。
昨日の事。
調べ物で書棚を探していたら、この本が。
いったんページをめくると・・・・・
あっという間に1時間、
読みふけってしまいました。
もし、広告・マーケティングの本を
一冊だけ選べと言われたら、
僕は迷わずこの本を選びます
ある広告人の告白/デビッド・オフルビー著
今から約50年前に書かれた本。
しかし、今なお、
というより今だからこそ、
必ず読んでおくべき本です。
デビッド・オグルビーは、
「現代広告の父」と呼ばれる広告界の巨人。
なぜ、半世紀も前に書かれたこの本が、
今なお読み継がれているのか?
それは「売る」ことを科学的に、
そして徹底して追求した内容だからです。
で、そして日本でも
広告コピーがカルチャーとして、表現として
もてはやされた時期がありました。
文学的な表現、華麗で美しいコピー
しかしデビッド・オグルビーは
徹底して「売る」ことにこだわった。
特に「売る」広告コピーについて、
珠玉の言葉を数多く遺しています。
”キャッチコピーである程度売る込まなければ
90%の広告費を無駄にしたことになる”
”素人の間では長い文章は読まれないと思われている。
これほど間違ったことはない”
”広告コピーはレストランで隣に座った婦人に
語り買えるように書きなさい”
これらの示唆に富みまくった言葉の数々。
僕はこの本を、
広告代理店に入社した年に初めて手にしました。
それから
第六章「強力な書くには」
この章だけでも何度、読みなおしたことか。
小予算で集客したい。売上を上げたい。
そんな方には「読め!」と言いたいくらいお薦めです。
この「ある広告人の告白」から20年後、
1983年に書かれた、その名も
「売り広告」(原題OGILVY ON ADVERTISING)
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