広告コピーの掟 定義を共有する。
「高橋さん、ところでマーケティングって何?」
今回のテーマは
言葉の定義について。
僕が生意気盛りだぅた頃の話です。
あるクライアントさんへの
プレゼンネーションが終わった時のこと。
突然、クライアントの社長から聞かれました。
「マーケティングって何?」
「え!えーっと・・・・
マーケティングとは内部環境と外部環境を分析して、
そ、それから・・ターゲットとポジショニングを・・・・」
僕はしどろもどろ。まともに答えられませんでした。
結局、そのプレゼンテーションは成功。
その場で受注ができたのですが、
僕は恥ずかしくて、仕方ありませんでした。
正確に答えられなかった。
もちろん、それもあります。
でもそれ以上に、
広告コミュニケーションのプロが
絶対に忘れてはいけないこと、
「言葉の定義を共有する」
これを、見事に忘れていたからです。
コピーライティングの鉄則のひとつに
「お客様が日常使っている言葉で書く」
というものがあります。
広告では、
お客様は「?}と思っても尋ねてはくれない。
「?」
何それ?分からない。だから今はいいや。買わない。
相手と言葉の定義を共有する。
これは広告だけでなく
全てのコミュニケーションの基本です。
生意気盛りの高橋さんは、
その大事なことを忘れ、
横文字だらけ、専門用語だらけの
プレゼンテーションをしていたのですね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■広告文章の掟 言葉の定義を共有する。
①お客様が日常使っている言葉を使う。
②専門用語は極力使わない。使う場合は説明する。
③理解を確認しながら進める。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いま思い出しても恥ずかしい。
みなさんは、広告やパンフレット、
セールスの現場で
「?」
こんな言葉使っていませんか?
一度、確認してみてくださいね。
それでは!
PS
ところでマーケティングって何か答えられますか?
次回のテーマは
「そもそもマーケティングって何だ?」
をお送りします。
お楽しみに!
-
あなたの広告に凄まじいパワーを与えるこの手法
2013年11月09日
ブログを読む -
120年変わらぬ商品が売れ続けている理由
2014年03月29日
ブログを読む -
マーケティングにおける「ドブ金」とはこういうこと
2013年12月19日
ブログを読む -
2つのベネフィットを理解する
2012年10月06日
ブログを読む -
マーケティングとセールスを理解する珠玉の名言
2012年09月12日
ブログを読む