2013-10-01

小説の作法・始末書の作法・広告の作法

「いい情報」では売れない・・・

こんにちは。
ブリッジワークの高橋です。

「チラシではなくサイトですが無料診断お願いできますか?」

メルマガ読者のSさんからご相談を頂きました。

「相当数の方が訪問してくれています。
 サイトの滞在時間も長い。何ページも読んでいる。
 でも、まったく反応がありません」

どれどれ、さっそく拝見すると・・・

なるほど。確かに「いい情報」です。
サイトに訪問した方には役立つ情報。

でも、これでは反応は取れないんだよなー。

理由は明白です。

たって、このサイト、「広告」じゃないんですもの。

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『小説の作法・始末書の作法・広告の作法』
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動画をご覧下さい。

例えば推理小説

興味を湧かせるプロローグ。そして凄惨な事件が。

次々と登場する個性的な登場人物。
些細な事実を見逃さず推理していく主人公。

そして、どんでん返し。「犯人はお前だ!」
種明かしに「なるほど!あー面白かった」

これが推理小説の作法。

例えば始末書

「そもそも原因となったのは・・・・・・・・
 しかし・・・・相手の対応が・・・・・」

こんな始末書を書いたら・・・

「えーーい!結論を言え!け・つ・ろ・ん!
 何をやらかしたんだ!」

「納品遅れのクレームが発生し○○万円の損害が出ました」

そう、始末書の作法は「結論から書く」

全ての文章には、目的によって「作法」が存在する。

この作法を守らないと・・・

冒頭で「犯人はこの人です」
こんな推理小説、誰も読まないですよね。

もちろん、広告にも作法がある。

これです。

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広告は全ての情報をお客様のメリットに置き換えて書く
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広告の「よくある間違い」

「当社はおかげさまで一部上場を果たしました」

お客様の反応

「そりゃ、おめでとさん。でもそれ、私に何の得があるの?」

送り手側が伝えたいことと、お客様が知りたいことのミスマッチ。
これでは、反応は取れない。お客様は動けないのです。

どうすればいいのか?

あなたが伝えたいことを、お客様のメリットに置き換えて書く。

「物件情報NO1!あなたにピッタリの部屋が必ず見つかる!」
「貯蓄の余裕が生まれる新型保険はいかがですか?」

みたいな。

創業30年。だから、お客様にはどんな得がある?
○○工法。だから、お客様にはどんな得がある?
軽量素材。だから、お客様にはどんな得がある?

「だから、○○できます」

これが広告の作法です。

「いい情報」では、お客様は行動できないのです。

お客様が、反応するのは「得になる情報」です。

「それ、私に何の得があるの?」

この答えを書く。これが広告の作法。

これ、忘れないでくださいね。

それではまた!

PS

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