2013-11-14

ちゃんとやってる?「編集の魔術」

「詰め」の話です。

こんにちは。
ブリッジワークの高橋です。

以前、レコード会社の仕事で、あるロックバンドの
レコーディングを取材しました。

ドキュメンタリーの記事にする必要があったため、
曲が仕上がるまで数回に及ぶ取材。

まずはバンドの演奏を録音して、
それからヴォーカル、歌を録音。

そして聴かせてもらうと・・・

「あれ?あれれ?」

何か物足りない。本当にこれ、リリースするの?

と、思ったのは僕だけ。
実は、ここからが本番だったのです。

音に処理を施す。テイクを繋ぎ合わせる・・・

出来上がった曲は・・・

「スゲー!」

バンドの演奏はあくまでも「素材」。
「素材」を処理して加工して繋いで、ひとつの「作品」に。

「編集作業」。

これ、広告でもとても大切なこと。

でも、これみんなやらないんだよな~

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『ちゃんとやってる?「編集の魔術」』
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動画をご覧下さい。

広告の原稿を書き上げる。誤字脱字を確認性て、
「ハイ!完成!」

残念!これでは効果の高い広告は作れません。

これ、あくまでも「素材」
ここからが本当に重要な仕事「編集」

多くの人がこの工程を省く。やらない。

「編集」は誤字脱字を直す修正のことではありません。

「編集」とは

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よりわかりやすく。より力強く
メッセージを際立たせる創造的な作業
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理想は広告原稿を書き上げてから数日寝かせる。

そして、客観的な目で編集する。

「夜書いた手紙はだすな」
これ昔の人の言葉ですが、これと同じ。

広告原稿を書いている時は完全に「作り手の視点」
広告は「お客様の視点」で作るものです。

だから「編集」するのです。

重要なのは客観性。
「他人の目」で広告文章を見直すことです。

僕のおすすめの方法は

●プリントアウトして声をだして読む。

パソコンで作業しているとどうしても「作り手の目」
プリントアウトして声に出して読んでみる。
作り手のエゴが恐ろしいほどわかります。

●短くする。

これは「編集」の大原則。
不要な語句、フレーズ、文章を削りシンプルにする。
シンプルな文章はわかりやすい。力強い。

絶対にやってはいけないのが「文章を太らせる」

「あ、ここ文字数が足りないな」
そして、不要な文を書き足す。

これは改悪です。厳禁!

いかがせうか?

「編集」ちゃんとやってる?

「編集」はとてもクリエイティブな作業です。

最後の「詰め」で勝負は決まる。

必ず実行してくださいね。

それではまた!

PS

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