2013-11-13

僕たちが絶対に手をだしてはいけない広告

こりゃいかん!
僕は全ての作業を止めキーボードに向かいました。

こんにちは。
ブリッジワークの高橋です。

「先日ある広告代理店からテレビ広告の
 提案を受けていました。
 知名度向上のため前向きに取り組みたいと思います。
 今日、返答の予定です。どう思われますか?」

クライアントのKさんから、こんなメールをいただきました。

Kさんは年商15億のリフォーム会社の経営者です。

その広告代理店からの提案は150万円。
Kさんの会社の3ヶ月分の広告予算です。
内容は15秒のテレビ広告30本と放映用の簡単な素材制作。

僕は慌ててキーボードを叩きました。

「絶対にやってはいけません。断ってください」

日頃、温厚な(?)な僕としては珍しい
断定的、命令口調のメールです。

だって、大切なクライアントさんが、貴重なお金を、
ドブに捨てるのを黙って見過ごすことはできないからです。

しかも、札束に火をつけて灰にしてからドブに捨てるのを。

これ、僕たち小規模ビジネスの社長、経営者が
絶対に手をだしてはいけない広告。

なぜなら・・・・・

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『僕たちが絶対に手をだしてはいけない広告』
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動画をご覧下さい。

誤解しないでください。
テレビがダメと言っているのではありません。

テレビは最強の媒体です。
ただし、ある「条件」を満たした場合に限って。

僕が「絶対にダメ」と言った理由

1 その予算では「知名度」は上がらない

テレビは典型的な押しかけ「プッシュ型広告」です。
一定の効果を上げるまでには「繰り返し」が必要。
30本のCMでは「屁のつっぱり」にもならない。

2 「知名度」だけでは飯は食えない

「知名度」とはお客様の心の変化。それだけでは売れない。
また別に行動を変化させる広告が必要になる。

そして、ここからが今日の本題。

3 効果が計測できない

広告は「投資」です。投資は必ずリターンを把握する必要がある。
「知名度」の効果は数で把握できない。リターンが見えない。

結論
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効果を「数」で受け取ることのできない広告に
絶対に投資をしてはいけない。
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誤解を恐れずに言うと
テレビ広告は、お金の有り余っている
ごく一部の大企業のみに許されている広告媒体なのです。

小規模ビジネスがテレビを使うのであれば、

再春館製薬のような、
やずやのような、
ジャパネットタカダのような

効果を「数」で受け取れる広告にする。

お客様の反応をダイレクトに「数」で受け取る。

これが小規模ビジネスの戦い方です。

トヨタは一台車が売れても、それがどの広告の効果なのか、
まるでわからない。数百億という経費をかけて
トータルなコミュニケーションで売っているのです。

これを真似てはいけないのですね。

数時間後、Kさんからメールがきました。

「聞いて良かった。さきほど断りの連絡をしました。
 この予算で既存のお客様向けのキャンペーンを計画します」

ふ~よかった。間に合ったようです。

お客様の行動を
「ダイレクト」に受け取る。「数」で受け取る。

これ、くれぐれも忘れないでくださいね。

それではまた!

PS

経営者にとってマーケティングは一番重要な仕事です。

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