僕たちが絶対に手をだしてはいけない広告
こりゃいかん!
僕は全ての作業を止めキーボードに向かいました。
こんにちは。
ブリッジワークの高橋です。
「先日ある広告代理店からテレビ広告の
提案を受けていました。
知名度向上のため前向きに取り組みたいと思います。
今日、返答の予定です。どう思われますか?」
クライアントのKさんから、こんなメールをいただきました。
Kさんは年商15億のリフォーム会社の経営者です。
その広告代理店からの提案は150万円。
Kさんの会社の3ヶ月分の広告予算です。
内容は15秒のテレビ広告30本と放映用の簡単な素材制作。
僕は慌ててキーボードを叩きました。
「絶対にやってはいけません。断ってください」
日頃、温厚な(?)な僕としては珍しい
断定的、命令口調のメールです。
だって、大切なクライアントさんが、貴重なお金を、
ドブに捨てるのを黙って見過ごすことはできないからです。
しかも、札束に火をつけて灰にしてからドブに捨てるのを。
これ、僕たち小規模ビジネスの社長、経営者が
絶対に手をだしてはいけない広告。
なぜなら・・・・・
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『僕たちが絶対に手をだしてはいけない広告』
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動画をご覧下さい。
誤解しないでください。
テレビがダメと言っているのではありません。
テレビは最強の媒体です。
ただし、ある「条件」を満たした場合に限って。
僕が「絶対にダメ」と言った理由
1 その予算では「知名度」は上がらない
テレビは典型的な押しかけ「プッシュ型広告」です。
一定の効果を上げるまでには「繰り返し」が必要。
30本のCMでは「屁のつっぱり」にもならない。
2 「知名度」だけでは飯は食えない
「知名度」とはお客様の心の変化。それだけでは売れない。
また別に行動を変化させる広告が必要になる。
そして、ここからが今日の本題。
3 効果が計測できない
広告は「投資」です。投資は必ずリターンを把握する必要がある。
「知名度」の効果は数で把握できない。リターンが見えない。
結論
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効果を「数」で受け取ることのできない広告に
絶対に投資をしてはいけない。
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誤解を恐れずに言うと
テレビ広告は、お金の有り余っている
ごく一部の大企業のみに許されている広告媒体なのです。
小規模ビジネスがテレビを使うのであれば、
再春館製薬のような、
やずやのような、
ジャパネットタカダのような
効果を「数」で受け取れる広告にする。
お客様の反応をダイレクトに「数」で受け取る。
これが小規模ビジネスの戦い方です。
トヨタは一台車が売れても、それがどの広告の効果なのか、
まるでわからない。数百億という経費をかけて
トータルなコミュニケーションで売っているのです。
これを真似てはいけないのですね。
数時間後、Kさんからメールがきました。
「聞いて良かった。さきほど断りの連絡をしました。
この予算で既存のお客様向けのキャンペーンを計画します」
ふ~よかった。間に合ったようです。
お客様の行動を
「ダイレクト」に受け取る。「数」で受け取る。
これ、くれぐれも忘れないでくださいね。
それではまた!
PS
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