広告媒体を決めるのは誰?ーテレビ広告④
今回はテレビ広告シリーズの最終回
「テレビ広告とチラシ広告」
限られた広告予算。
何にお金をかければ、いいの?
媒体選択で悩まれたことはありませんか?
今回はテレビ広告とチラシ広告を、
比較しながら進めていきたいと思います。
100万円の広告予算
僕が住んでいる北海道の場合
●テレビ広告は15秒のCMを約30本放映できます。
●チラシ広告は約30万世帯に新聞折込ができます。
ハイ!どちらを選びますか?
・・・・・・・・・・・・
僕は答えられません。
それは、
とても重要なことが、わからないからです。
重要なこと。
それは、
”その広告のターゲットと目的”
テレビだろうが、チラシだろうが、ネットだろうが
媒体にはそれぞれの個性、特性があります。
例えばテレビ広告の場合
・見る気がなくても見せてしまうパワー。
潜在意識に働きかけることが出来る。
・映像と音声で多彩な表現が可能。
・1回接触するコストが安い。
というメリットがあります。
しかし反面
・15秒~30秒しかないため限られた情報しか送れない。
・繰り返し見せる必要があるため大きな予算が必要。
・興味を持ってもらっても何も手元に残らない。
チラシ広告であれば、メリットは
・地域特性に合わせたエリアの設定が可能
・比較的小予算から始められる。
・手元に情報として残る。後からでも確認できる。
反面、
・読む気がないと全く何も伝えられない。
・広域の告知にはそれなりのコスがかかる。
・新聞購読者にしか接触出来ない。
媒体によって得手、不得手があるのです。
テレビ広告は知名度を上げる、イメージを上げる
心理面の変化を求める広告に向いています。
チラシ広告は販売や来店、問い合わせなど
お客様の行動の変化を求める広告に向いている。
互い守備範囲が違うのですね。
どの媒体を使って広告すべきか?
それは
、その広告が伝えたい相手、ターゲットと
達成したい目的によって決まるのです。
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◆広告媒体は、その広告を伝えたい相手、
その広告が達成したい目的によって決まる。
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やれTwitterだ、やれfacebookだ。
最近はマーケティングのツールが話題です。
しかし、基本は同じ。
ツールを決めるのはターゲットと目的。
数回にわたりお届してきたテレビ広告シリーズ。
いかがでしたか。
流行に振り回されることなく
ターゲットと目的に合致した媒体を選んでください。
貴重なお金を無駄にしないためにも。
それは媒体の特性を理解することから始まります。
それではまた!
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