2014-04-20

名作に学ぶコピーライティングのスゴ技 最終回

最後はベネフィットの書き方についてです。

こんにちは。
ブリッジワークの高橋です。

もしかすると、この本はあなたの本棚に並んでいるかもしれません。

並んでいなかったとしても、
「読んだことある、見たことがある、聞いたことがある」
ご存知の方も多いと思います。

1986年、今から約80年前に発行された、この本。
そこそこの書店であれば、ほぼ確実に書棚に並んでいる本。

『人を動かす/ディール・カーネギー』

今日のテーマは本の内容についてではありません。
題名についてです。

『人を動かす』この日本語の題名は意訳です。

この本の原題は、
『人を動かす」ならぬ「お客様を動かす」

強力キャッチコピーの手本なのです。

この本の原題は・・・

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『名作に学ぶコピーライティングのスゴ技 最終回』
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動画をご覧ください。

「How to win friends and influence people」

直訳すると、
「たくさんの友達を手に入れて、影響力を持つ方法」

なぜ、この題名が長年、人の心を惹きつけてきたのか?
なぜ、この題名が強力なキャッチコピーの手本なのか?

わかりますか?

それは、お客様が求める「価値」
ベネフィットが「2つ」盛り込まれているからです。

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ベネフィットAを手に入れてベネフィットBになる方法
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「肩が楽になる」「若返る」「痩せられる」
あなたの商品はお客様に「価値」ベネフィットを提供しています。

このベネフィットを得るために、お客様は財布を開く。

でも、ここでちょっと考えてみて欲しいのです。

「肩が楽になる」のは何のため?
「若返る」のは何のため?
「痩せられる」のは何のため?

お客様が、本当に求めていること。
人には言えない、夜も眠れないくらいに求めていること。

それは何ですか?

例えばホワイトニング
「歯が白くなる」のは、素敵な笑顔になることで、
就活に成功したいかもしれませんね。

例えば肩こり治療
「肩の痛みを解消する」のは、
いつまでも元気で農作業を続けたいのかもしれませんね。

お客様は、あなたが提供するベネフィットから得られる
さらなるベネフィットを求めているのです。

「ベネフィットAを手に入れてベネフィットBになる方法」

この「型」は、
お客様の求めている本当のベネベネフィットにタッチできる。

だから強力なのです。

「輝く白い肌を手に入れて彼を虜にする方法」

あたの提供するベネフィットは、
さらなるベネフィットを提供することができる。

そして、それをお客様は強く望んでいる。

この「型」を手に入れて、ビジネスを加速させてくださいね。

さて、このシリーズはいかがでしたか?
また、時々「名作」と取り上げていきますね。

それではまた!

PS

『人を動かす』
書店にいくと「自己啓発」に分類されていることが多いですが、
これは「マーケティング」の本です。

「マーケティング」の見地から、この本を読んでみてください。
やっぱり凄い本ですよ。

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