常連客を作る一番簡単な方法 ロック小僧が虜になったわけ
少し遠いけれど「わざわざ」あの店に行く。
少し高いけれど「わざわあ」あの人から買う。
こんにちは。
ブリッジワークの高橋です。
ビートルズ、ストーンズ、レッドツェッペリン・・
中学1年生、僕はロックに夢中でした。
その店は当時、札幌で唯一の輸入盤を扱うレコード店。
古い雑居ビルの薄暗い地下一階、煙草の煙が立ち込める、
13歳の子供にはドアを開くのに勇気のいる店でした。
恐る恐るドアを開くと、長髪の怖いお兄さんばかり。
それでも、小遣いを握り締めて
時々、その店に行っていました。
そんなある日のこと、久しぶりにその店のドアを開くと・・
「あ、高橋さん、待ってました。
ツェッペリンの新譜、入荷しましたよ」
その日から僕はその店の虜でした。
どこにで売っているようなレコードも、
「わざわざ」地下鉄代を払ってこの店に買いに行きました。
友人を何人も紹介しました。
なぜだかわかりますか?
とっても些細なこと、でもとても重要なこと。
それは・・・
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『常連客を作る一番簡単な方法 ロック小僧が虜になったわけ』
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動画をご覧ください。
その店は、僕の名前を覚えていてくれた。
その店は、僕の好きななアーティストを覚えていてくれた。
13歳の子供。大量のレコードを買っていたわけではありません。
でも、覚えていてくれた。
「あ、大切にしてくれているんだ」
「自己重要感」
人は自分を特別な存在だと思っています。
大切にされたいと思っている。認めてもらいたいと思っている。
これは人間のとても強い欲求のひとつです。
そして、これとても重要。
人は自分を大切にしてくれている人を、大切にする。
お客様を親しみを込めて名前で呼ぶ。
お客様を、ほんの少しでもいい、「特別」扱いする。
「高橋さん。こんにちは。
夏の新しいワンピースが入荷しました。
高橋さんにとてもお似合いだと思いますので、
まだ店には出していません。ぜひ今度見に来てくださいね」
ほんの些細なこと。
その些細なことの繰り返しが、あなたに利益をもたらします。
「ビジネスの目的は顧客の創造である」
これは、あのドラッガーの言葉。
ビジネスの目的は、あなたを大切にしてくれる
常連のお客様を創ることです。
あなたを大切にして欲しいのであれば、
まずは、お客様を気遣うことです。
ほんのちょっとした「特別」をお客様へ提供してください。
そのことをお客様は忘れません。
お客様は、あなたから大切にされたいと思っているのです。
これ、忘れないでくださいね。
それではまた!
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