2012-06-13

集客チラシをなめるなよ!2011年 日本の広告費

へへへ。ちょっと嬉しい発見でした。

今回ははノウハウ系ではなく、小ネタ系。
日本の広告費についてです。

目を通していたのは
「2011年 日本の広告費」

毎年、株式会社 電通が発表しているレポートです
内容は、企業は、
どの広告に、いくら使われているか?

2011年は約5兆7096億円 前年比約97%。
昨年の3月~4月、
震災の影響で広告投資が激減したことを考えると、
大健闘。立派なもんです。

驚いたのはその内訳です。

■知らぬ間にインターネットが・・・・

この10年間は、
インターネット広告のための10年間でした。

インターネット広告がラジオ広告を上回ったのが2004年。
マス4媒体の一角、ラジオがインターネットに・・・・
広告業界は大騒ぎでした。

その後、2006年に雑誌広告を上回り
2009年には、なんと新聞広告を上回り、
テレビ広告に次いで2位に!!!!

久々に、じっくり目を通して驚いたのは
その金額。約8000億!

つい数年前までは、
「ニッチメディア」と呼ばれていたのですよ。

そして、今回は、ぜひあなたにお知らせしたい
発見がありました。

それは、

■隠れた強力メディア、集客チラシ。

このレポートによると、
2011年 広告費ベスト5は

①テレビ広告    17237億
②インターネット   8062億
③新聞広告     5990億
④折込広告     5061億
⑤ダイレクトメール 3910億

でも、これ数字の定義を、よく見てみると、
テレビ、インターネット、新聞などは
制作費を含んだ数字なのですが、
折込広告は、
新聞の折込料金だけの数字。

新聞にチラシを折り込んで広告するには、
もちろん、チラシを作成、印刷することが必要。
その数字を考えると・・

①テレビ広告    17237億
②折込チラシ  約10000億(高橋推定数字)
③インターネット  8062億

想定数字ですが、こんな順位になります。

PPC広告だ,facebookだと騒ぐなよ!
集客チラシをなめるなよ!

チラシ作成をお手伝いしている僕としては、
ちょっと嬉しい気分です。

企業の規模や、地域の特性に合わせて、
柔軟な運用が可能なチラシは、
やはり、根強いのですね。

その証に、
この10年間で、折込の数字は伸びているのです。

いかがでしたか?

インターネットの躍進と
根強い人気の集客チラシ。

ハイテクとローテクで面白いですね。

今回は小ネタ系
日本の広告費についてお送りしました。

でも、
これはあくまでも全体の傾向の話。

時流に踊らされることなく
あなたの商品やサービスに、
ふさわしい媒体を選んでくださいね。

媒体に貴賎なし by仲畑貴志

それでは!

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